【経験者が語る】男性育休のメリット・デメリット

Kei

どうも!2021年1月から3ヶ月の育休を取ったKei(@bokuiku_blog)です。

今回は、男性育休を取ってみて感じる、男性育休のメリット・デメリットについて。

男性育休を取りたいと思っても、どういうメリット・デメリットがあるのかは気になるところ。

ただ、男性育休の取得率は7.48%(2019年時点)と少なく、そのうち1ヶ月以上の育休を取得した人は2割もいません。

つまり長期で取りたいと思っても、前例が少ないから情報が少ないんですよね…

この記事では、3ヶ月の育休を取ったボクが感じる男性育休のメリット・デメリットを紹介します。

それでは行きましょう!

こんな人に読んでほしい

・男性育休をこれから取ろうと思っている人
・旦那に育休を取ってもらいたい人

男性育休のメリット

男性育休メリット

1:育児の大変さを知れる

個人的にこれが一番のメリットだと思う。

男性が想像している以上に、育児はやることが多くて大変です。ボクもそうでしたが、こればっかりは実際に育児に関わってみないとわからないです。

https://twitter.com/bokuiku_blog/status/1354075730938892288
旦那A

俺は仕事してるんだから、休みの日くらいゆっくりさせてくれよ!

よくありがちなセリフですが、育児の大変さをわかってる人は安易に言えないと思います。

育児の大変さがわかる = 妻の気持ちや苦労がわかる ってことなので、普段の妻への接し方ひとつ違ってくると思います。(結果的に喧嘩することが少なくなる)

夫婦仲がいいと「自己肯定感が高まる」「情緒が安定する」など、子どもにいい影響を与えるとも言われてるので、妻の気持ちに寄り添えるっていうのは、めちゃくちゃ大きなメリットだと思います。

【関連記事】夫婦は、相互理解・尊重が大事だと思う

夫婦は、相互理解・尊重が大事だと思う

2:夫婦の絆が深まる

育児という苦楽を共にすることで、妻とは戦友のような関係になります(笑)

とくに新生児期(生後4週間まで)は、お互い育児に慣れてないし、3時間おきくらいに授乳する必要があるから寝不足で、精神的にも肉体的にもキツイ状態が続きます。

その時期を一緒に乗り越えることで、お互いの信頼関係がよりよくなったような気がします。

あと、「女性の愛情曲線」というのがあって、パパが一緒に子育てをしたかどうかで、ママのパパに対する愛情が将来的に変わってくるというデータもあります。

女性の愛情曲線
女性の愛情曲線
引用:東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長 渥美由喜(あつみなおき)

これからも何十年と一緒にいるであろう妻と、いい関係を続けていくことは、長期的にみて大きなメリットだと思います。

3:子どもの成長が目に見えてわかる

ほぼ毎日、朝から晩まで一緒にいるから、子どもの細かい成長まで気づくことができます。

・笑顔を見せてくれたり表情豊かになった
・ムニャムニャ喋るようになった
・目で妻やボクの顔を追うようになった

ほんと赤ちゃんの成長は早いです。
朝仕事に行って夜遅くに帰ってくると、こういった成長になかなか気づきづらいと思います。

娘
1ヶ月経って、笑ってくれるようになった娘

4:仕事を休みながらお金がもらえる

まったく仕事をしていないのに、お金がもらえるって単純にすごくないですか?w

しかも、手取り額で言うと育休の6ヶ月までは月給の8割程度もらえます。(上限あり)

実際、育休中どれくらいお金もらえるかをリアルに計算してみたので、気になるかたは関連記事も見てみてください。

【関連記事】『男性育休で収入がどれくらい減るか?』ガチで計算してみた

『男性育休で収入がどれくらい減るか?』ガチで計算してみた

社会人になってから、働かない期間が長期であることって貴重だと思います。
転職のタイミングで時間を作ることはできるけどお金はもらえないですよね。

長期で働かずしてお金がもらえ、期間が終わると帰れる場所がある安心感は、育休にしかない特権だと思います。

5:副業にもチャレンジできる

Kei

ボクは育休中に副業にチャレンジしようと決めて、このブログをはじめました。

ただ、育児を甘くみてたこともあって、想像してたより自分時間がもてなかったです…

それでも全く時間がないわけではないので、育休を期に副業にチャレンジするのは大いにアリだとボクは思います。

育休中に副業をはじめるメリット

・本業のことは気にせず副業に集中ができる
・本業にも活かせるスキルが身につく(副業による)

副業に限らずですが、英語や資格の勉強をしてみたり、やってみたかったけど手をつけれてなかったことにチャレンジするのに、育休はいい機会です。

もちろん家事・育児は最優先で、それをやった上での隙間時間でやるのが大前提!
副業とか自分のやりたいことを優先させ過ぎると妻に怒られるのでご注意ください・・

【関連記事】男性育休のリアルな1日スケジュール

男性育休のリアルな1日スケジュール公開

男性育休のデメリット

男性育休デメリット

1:収入が減る

育休中も月給の手取り額の80%程度はもらえますが、収入が減ることには違いありません。
また、ボーナスは給付金の対象外なので、ボーナスをたくさんもらっている人は悩みどころです。

ちなみに育児休業給付金は2ヶ月ごとに支払われるのと、最初の支払いは育休を開始してから約3ヶ月後なのでタイムラグがあります。

最初の3ヶ月間は実質収入ゼロの状態が続くので、貯金に余裕がない人は気をつけてください。

・ボーナスは給付金の対象外(ボーナスをたくさんもらってる人はより収入減)
・給付金が振り込まれるのはタイムラグがある

2:仕事への影響があるかもしれない

2019年、カネカという会社で育休復帰後の翌日に転勤辞令が出され、なくなく退社されたというのがSNSで拡がり話題になりました。(日経ビジネス:育休復帰、即転勤で炎上

今の時代、企業としても男性が育休を取ったからといって不当な扱いをするのはリスクを伴うので、おそらくこういうことは減ってきてるとは思います。

ただ、現実として男性育休は少数派だし、育児は女性がやって当たり前という価値観の人は一定数いると思います。

https://twitter.com/bokuiku_blog/status/1361328685979078663

デメリットもあるけど、メリットが大きい

男性育休を取るのはデメリットもあるけど、メリットの方が大きいってボクは思います。

最悪、会社や仕事は変えればいいけど、家族は替えがきかないですからね。

育休を取ることで減る収入だって全然取り返せる金額だし、それよりも何十年も一緒に過ごす妻や子どもとの関係性をよりよくしておく方が、長い目で見たらプラスだと思います

最後に、ご紹介した内容をおさらいです。

男性育休のメリット・デメリット
【メリット】
1:育児の大変さを知れる
2:夫婦の絆が深まる
3:子どもの成長が目に見えてわかる
4:仕事を休みながらお金がもらえる
5:副業にもチャレンジできる

【デメリット】
1:収入が減る
2:仕事への影響があるかもしれない

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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