「男性の育休取得率は7.48%」そのうち7割の人は…

Kei

どうも!2021年1月から3ヶ月の育休を取ったKei(@bokuiku_blog)です。

今回は男性の育休取得率の現状について詳しくみていきます!

ボクが育休を取ろうか悩んでる時、「どれくらいの人が男性育休を取ってるんだろう?」って気になりました。

調べた結果「こんなに取る人少なかったんだ」と思ったのと、取ってる人の大半が短期間だったことに衝撃を受けました。

ということで、今回は世の男性サラリーマンはどれくらい育休を取ってるの?って話です。

この記事で解決する悩み

・男性の育休取得率の現状を知りたい
・みんなどれくらいの育休日数取ってるの?

育児休業取得率の推移

男女別 育休取得率の推移
出典:厚生労働省「雇用均等基本調査」より作成

2019年度の男性育休取得率は7.48%でした。

15年前の2004年が0.56%で、ほぼゼロに等しかったものが、徐々に増えています。

これは何もせず増えたわけではなく、大きく育休制度が2つ変わってるんです。

①育児休業給付金の支給率引き上げ(2014年)
全期間50% → 育児休業開始してから180日目までは67%

②パパ・ママ育休プラスで育休期間の延長(2010年)
子どもが1歳の誕生日を迎える前日まで → 子どもが1歳2ヶ月になるまで

さらに男性の育休取得率を「2025年に30%にする」と目標を掲げていて、支給率も実質100%になるよう検討してくれてるみたい。
(参照:給付金増で男性育休促進 新制度検討

Kei

政府も少子化対策に向けていろいろ対応してくれてるんだね…

男性育休の約7割は「2週間以内」

男性育休 取得日数別でみた割合
出典:平成30年厚生労働省「雇用均等基本調査」より作成

2018年時点で、男性育休の取得期間は5日未満が36.3%、5日〜2週間未満が35.1%の割合を占めています。

男性育休を取っている人が7.48%しかいないうえに、そのうち約7割の人が2週間未満の取得日数という現実‥

育休期間が長ければいいわけじゃないけど、5日未満って育休というより単なる有給休暇じゃないですかね?

実際ボクが3ヶ月の育休を取ってみて言えるのは、5日未満じゃ育児に慣れないし、たいして奥さんの助けにもならないと思います。

【関連記事】男性育休のメリット・デメリット

【経験者が語る】男性育休のメリット・デメリット

男性育休を取るなら1ヶ月以上がオススメ

1ヶ月
Kei

男性育休を取るなら、ボクは1ヶ月以上をオススメします!

会社のこともあるし、家庭の事情も人それぞれだけど、1ヶ月以上をオススメするのには理由があります。

【理由1】出産後の1ヶ月が一番しんどい

ボクの実感値ですが、出産後の1ヶ月(新生児期)が一番大変です!

新生児期は赤ちゃんの生活リズムも整ってないから、深夜早朝とわず3時間おきに授乳する必要があります。

なかなか連続で寝れないので、体力的にも精神的にもキツイんですよね。

この時期にママが産後鬱になる確率が一番高いので、新生児期を一緒に乗り越えれるよう、妻をサポートするのが理想的。

【理由2】育児に慣れるのに1ヶ月かかる

個人差はあると思いますが、ボクが育児に慣れてきたと感じたのは1ヶ月過ぎたでした。

おむつ交換、着替え、ミルク授乳、沐浴、寝かしつけ…

妻がいなくても、ある程度は1人で対応できるので、妻とも対等な関係でいられます。

妻と育児レベルに差があり過ぎると、パパにいちいち支持するのが面倒で、喧嘩のもとになりますからね…

早いうちに育児に慣れておくことで、妻との喧嘩も少なくなるし、仕事に復帰後も抵抗なく育児に関われるようになると思います。

【理由3】社会保険料免除の条件を考慮

育休中は社会保険料が免除されます!

ただし免除される期間に条件があります。

育児休業等を開始した日の属する月から、その育児休業等が終了する日の翌日が属する月の前月までの期間

令和2年10月28日 第132回社会保障審議会医療保険部会 引用

例えば、1/17から5日間育休を取ったとします。

社会保険料が免除される条件に当てはめると・・・

育休を開始した日の属する月2月
育休が終了する日の翌日が属する月の前月1月

これだと社会保険料は免除されません。

その月の社会保険料を免除してもらうには、1/17からの場合、最低2週間(14日間)取る必要があります。

育休を開始した日の属する月2月
育休が終了する日の翌日が属する月の前月2月

こうすることで2月の社会保険料が免除になります。

Kei

社会保険料免除を考慮するなら、最低月末にかかるまで育休を取らないと損です!

詳しくは、以下関連記事にも書いてるので気になる方はあわせて見てね。

【関連記事】男性育休のベストな期間、タイミングは?

男性育休のベストな期間、タイミングは?

これから男性育休は当たり前になる

これからの時代、男性育休は少しずつ当たり前になると思います。

男性育休が当たり前になる理由

①社会風潮的に男性が育休を取るのも違和感がなくなりつつある
②今の若い男性の8割は育休を取りたいと思っている
③少子化対策で国も育休制度を強化するはず

こうなってくると、男性育休を経験してることがメリットになるとボクは思います。

もし自分が上司になって、部下から育休を取りたいと言われたら快く承諾するし、全力でサポートします!

自分が取った時、会社や上司がこういう対応をしてくれて助かったなど、育休を実際に取ったからこそわかることもあります。

なので、実際に取ったことがあるというのは、これから有利に働くはずです!

男性育休は妻や子どもにとってもプラスだし、将来を見据えて考えてもプラスになるはずなので、取ろうか迷ってる人は、是非前向きに検討してみください。

では最後に、今回のまとめです!

・男性の育休取得率は7.48%(2019年)
・男性育休取得者の約7割は2週間以内
・男性育休取るなら1ヶ月以上がオススメ
・男性育休は当たり前になるから今取ろう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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