男性は育休取得をいつ上司に伝えるべき?

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Kei

どうも!2021年1月から3ヶ月の育休を取ったKei(@bokuiku_blog)です。

男性サラリーマンのみなさん、育休取得の希望をいつ会社や上司に伝えるべきか悩んでいませんか?

この記事で伝えたいこと

育休取得の希望を会社や上司に伝えるのは、早ければ早いほうがいい。

ボクの場合、正式に上司に伝えたのは出産予定日の約3ヶ月前でした。

少し遅めではあるんですが、妻が安定期に入ったタイミングで妊娠報告と合わせて、育休も考えてることをやんわり伝えました。

このタイミングでは、育休を取ろうかどうか迷っていたんですが、育休を取りたい旨を伝えるは、早ければ早いほうが間違いなくいいです。

その理由を説明していきます。

育休取得を早めに伝えたほうがいい理由

育休をいつ伝える

無理のない引き継ぎができる

育休を取るということは1人欠員がでるので、自分がやっていた業務を誰かに引き継がないといけません。

業務の内容や難易度にもよりますが、急に引き継ぎされるほど迷惑な話はありません。

引き継ぐ人

来月から育休取るから、引き継ぎさせて!

引き継がれる人

え、他の仕事をけっこう入れちゃってるわ・・・

急に仕事を引き継ぐと、引き継がれる人がすでに他の仕事で手一杯になってる可能性があります。

結果的に引き継ぐことはできると思いますが、引き継がれる側に負担がいくのは避けたいところ。

一方で、余裕をもって引き継ぎをすると。

引き継ぐ人

半年後に育休を取ろうと思ってて、この仕事引き継ぎたいんだけど、最初わからないと思うから途中まで一緒にやろう。

引き継がれる人

いいですよ!途中まで一緒にやってくれるなら心強いです。

時間に余裕があると一緒にやりながら、逐一わからないことの説明できます。

引き継がれる側からすると、ある程度慣れた状態で引き継がれるので、「あれ、これなんだっけ?」といったことも少なくなると思います。

仕事量を調整してもらえる

育休を取ることを早めに上司に伝えておくことで、仕事量を調整してくれる可能性があります。

上司

彼は3ヶ月後に育休入るから、この仕事は別の人にふろう。

育休期間にまたがるような仕事は別のスタッフにふってくれる可能性もあるし、そういう仕事が来た場合も「サポートで誰かもう1人入れてほしい」といったお願いがしやくなります。

また、早めに伝えておくことで、自分がいなくなった時の補充要員として、他のチームや部署から人員を補充してもらうといった選択肢が持てたり、人事にも相談しやくなります。

出産が近づくほど忙しくなる

出産が近づくにつれて、奥さんのお腹も大きくなり徐々に動きづらくなります。

そうすると、男性が家事をやる機会や、奥さんの代わりに買い物に行く機会が増えるので、必然的に忙しくなってきます。

そうなる前に仕事は早め早めで引き継ぎをしておくことで、プライベートで余裕が産まれ、奥さんのサポートがしやくなります。

会社側の手続きにも余裕がもてる

育休を取る際、会社側もやらなければならない手続きがいろいろとあります。

会社がやる手続き

①育児休業申出書の受け取りと通知書の交付
②社会保険料免除の手続き
③育児休業給付金の手続き

①に関しては、育休開始の1ヶ月前までに育休取得者が会社に提出をしないといけません。

つまり会社に書類を用意してもらう時間を考えると、早めに言っておいた方が会社に迷惑がかからないですね。

上司にどう伝えるのがいい?

あくまでボク個人の考えですが、権利を主張するのは最終手段というスタンスがいいと思います。

育休を取りたい人

妻が妊娠していて、●月に産まれる予定です!僕も●月から育休を取らせていただきます。

育休は労働基準法で定められた権利なので、取りたいと言えば会社は断ることはできません。

ただ、権利だからといって会社や上司に相談もなしに、いきなり取ります!と言い切るのはよくないです。

最初から“権利なんで育休は取ります”というスタンスで来られると、あまりいい気はしないですよね。

なので、最初は相談というスタンスで、なんで取りたいと思ってるのかという理由と合わせて、育休を取りたいと伝えるのがいいかなと思います。

育休を取りたい人

妻が妊娠していて、●月に産まれる予定です!妻1人だと負担が大きいので、僕も育休を取りたいなと思ってるのですが、可能でしょうか?

男性育休の場合、育休後もその会社で働く予定であるのであれば、なるべく円満にことを進めるのがベストです。

揉めた状態で育休を取ると、戻ったあと同じポジションがあるかなとか、上司とうまくやっていけるかなとか不安を抱えた状態で過ごすことになります。

なので、権利を主張するのは、育休を取らせてくれない時の最終手段です。

まあ、育休を取りたいと言ってNG出すような会社は遅かれ早かれ転職したほうがいいとボクは思います…

上司に伝えるのに躊躇してしまう…

育休を上司に伝える

いざ、育休を取ろうと思っても、上司に伝えるのって少し勇気いりますよね?

ボクも育休取ろうと決めてから、実際に上司に伝えるのに時間が空いてしまいました。

今思うと、さっさと伝えればよかったって思いますが、前例がない分いろいろ考えちゃいました。

・仕事にやる気がないと思われそう
・復帰後のキャリアに影響するかもしれない
・周りの目が気になる

ただ、この問題って長期的に考えるとそこまで大きなことじゃないんですよね。今の時代、1つの会社でずっと働く方が可能性としては低いですし。

それよりもこれからもずっと一緒にいるであろう家族との関係性をよりよくした方がプラスだなってボクは思います。

育休制度のことや、育休を取ることで得られるメリットを知っていくと、こういった悩みも消えて言う決断ができました。

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引き継ぎはとにかく丁寧に

育休 いつ伝える

ボクは育休を取る際、なるべく丁寧に引き継ぎをしました。

雑な引き継ぎをすることで、引き継いだ人に迷惑をかけるだけでなく、結果的に会社に損害を与える可能性もあります。

そうなってしまうと、次に男性育休を取りたいと思った人がいても、取りづらい雰囲気になってしまうので、それは避けたかったからです。

育休が終わったあと、丁寧に引き継ぎをしていたほうが、気持ち的にスムーズに復帰しやすいと思います。

【結論】男性の育休取得は3〜6ヶ月前には伝えるべき

安定期に入って妊娠報告をするタイミング(5ヶ月前)で、育休取得の希望を伝えるというのが一番スムーズかなと思います。

ただ、会社や仕事内容、役職によっても状況は違うので、安定期に入る前に相談するという人もいます。

ボクの場合は3ヶ月前と遅めでしたが、遅くてもこのタイミングですかね‥

早めに言うことで損することは一切ないですから。

では、最後にこの記事のまとめです。

育休希望を伝えるのは早いほうがいい
ー無理のない引き継ぎができる
ー仕事を調整してもらえる
ー出産が近づくほど忙しくなる
ー会社側の手続きにも余裕がもてる

権利を主張するのは最終手段
ー復帰後もその会社で働くなら円満に

伝えることを躊躇したら長期的な目線で考える
ー育休を取るメリット・デメリットを考える
ー今の時代、同じ会社で働き続けるほうが稀

引き継ぎはとにかく丁寧に
ー男性育休のモデルケースとして悪い印象は残さない

▼男性の育休取得は3〜6ヶ月前には伝える
ー安定期に入り妊娠報告のタイミングに合わせて言うのがベター

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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