【明細公開】育休手当はいつ・いくらもらえるの?

Kei

どうも!2021年1月から3ヶ月の育休を取ったKei(@bokuiku_blog)です。

今回は、育休手当はいつ・いくらもらえるのか?について。

育休取る前の人

育休取ってみたいけど、実際いくらくらいもらえるの?すぐもらえる?

男性育休を取るにあたって、とくに気になるお金の問題。

ボクの実例をもとに、育休手当 (育児休業給付金)の具体的なスケジュールや、金額について解説していきます!

育休手当の支給条件

会社員の人はおおよそ該当するとは思いますが、育休手当をもらうには条件があります。

育休手当の支給条件

①雇用保険に加入し、保険料を支払っている
②育休中の就業日数が各1ヶ月に10日以下
③育休中に勤務先から80%以上の給料をもらっていない
④育休終了後に会社を退職する予定がない
⑤育休前の2年間で11日以上働いた月が12ヶ月以上ある

⑥子の年齢が1歳未満である

とくに転職したての人は⑤の注意が必要だけど、下記要件を満たしている場合は、給付金の申請ができるようです。

・前職の退職時に失業保険をもらっていない
・前職で雇用保険に加入していて、空白期間なく再就職した
・転職前後も含めて、過去2年間に11日以上働いた月が12カ月以上ある

ただし、念の為雇用されてる会社には確認はしておいたほうがいいです。

あとから揉めたりするのと面倒ですしね…

育休手当でいくらもらえるの?

育休手当の計算方法

1ヶ月あたりの育休手当は、以下の計算式から算出できます。

育児休業開始から6ヶ月以内(180日以内)

休業開始時賃金日額※1 × 支給日数(30日)× 67%

育児休業開始から7ヶ月以降(181日以降)

休業開始時賃金日額※1 × 支給日数(30日)× 50%

※1:育児休業を開始する前の6ヶ月間の賃金※2を180日で割った金額
※2:賃金は残業手当、通勤手当、住宅手当などを含む給与額面(手取額ではない)

ポイントは育休手当を計算する上での「賃金」は、残業手当、通勤手当、住宅手当も含むという点。

基本給ベースかと思いきや、これらの手当も入るのは大きい!

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『男性育休で収入がどれくらい減るか?』ガチで計算してみた

いくらもらえる? ボクの明細をもとに解説

育児休業給付金支給決定通知書

育休が始まったあと、「育児休業給付金支給決定通知書」が届きます。(いつ頃届くかは後ほど解説)

①「賃金月額」が、さきほどの計算方法で解説した「休業開始時賃金日額 × 支給日数(30日)」で、ボクの場合は316,620円です。
※通常の給料はここから社会保険料が天引きされます。

②「賃金月額の67%」が、最初の6ヶ月に支払われる月額で、212,135円316,620円の67%)になります。

Kei

ボクは3ヶ月間の育休を取ったので、212,135円×3ヶ月分=636,405円が育休手当としてもらえる合計の金額

パッと見、10万円くらい差額がありますが、育休手当は社会保険料が免除されてるので、ボクの場合手取り額だと実質4万円くらいしかかわりません。

育休手当には上限がある

1つ注意が必要なのは、育児休業給付金には上限があります。

支給限度額

上限額(67%)30万5,721円
上限額(50%)22万8,150円
※令和2年8月1日現在
厚生労働省 都道府県労働局・ハローワーク LL020731 保 02参照

通知書の「賃金月額」でいうと、456,300円が手当をもらえる上限ですね。

なので、456,300の賃金月額を稼いでいる人は、どれだけ稼いでいても上記の上限分しかもらえないことになります。

育休手当はいつ振り込まれるの?

初回振込は育休開始後の2〜3ヶ月後

育休手当 振込
「シヨクギヨウアンテイキヨク」の名義で振込まれる

育休手当が振り込まれるのは、育休が開始してから2〜3ヶ月後が一般的のようです。

Kei

ボクの場合、育休を取ったのが12/28で、振込まれたのが3/9。2ヶ月+2週間くらいで振込まれたことになります。

ちなみに振込まれる前に、さきほどの「育児休業給付金支給決定通知書」が会社から届きます。

この通知書が届いてから 約1週間以内に振込まれるようなので、3ヶ月以上経ってもこの通知書が届かない場合は人事に確認したほうがいいですね。

振込は2ヶ月ごと

育児休業給付金支給決定通知書

育休手当は、2ヶ月ごとに2ヶ月分まとめて振り込まれます。

ボクの場合、初回に振込まれた金額は、⑤212,135円×2ヶ月=424,270円です。

④に書いてあるのが、次回の支給対象期間で、振込まれるのは4/27以降ですね。(おそらく5月初旬)

注意すべきはタイムラグ

育休手当の初回振込は2〜3ヶ月後なので、それまでの期間は収入0です。

奥さんも産休・育休中なので世帯収入0円の状態が2〜3ヶ月は続きます。

なので、最低限2〜3ヶ月間、収入0でも生きていけるだけの貯金は絶対に必要です!

【まとめ】まずは手当を計算してみよう!

育休手当 計算

男性育休を取るにあたって、お金の問題もネックになると思いますが、まずは一度計算してみることをおすすめします!

ボクも育休を取る前に計算してみて、「これだけもらえるなら育休を取ろう!」と決心できました。

逆に計算してみて、これじゃ家計が回らないというのであれば、育休を取らないという選択肢ももちろんありです。

ただ、なんとなく育休ってお金もらえなそうというイメージだけで、育休を取らないと決断するのが一番もったいないと思います。

育休を取ってよかったって、ボクは胸を張って言えるので、この記事をみて少しでも男性育休を取ってみようと思ってくれる人がいると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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